種から育てたいと考えたことはありませんか?
新鮮で栄養たっぷりのブロッコリースプラウトを、自宅で栽培したい方は必見です!
自宅で栽培したいけど、
- 道具はなにを用意すればいいのか…
- 種はどこから買えばいいのか…
- 失敗したらどうしよう…
挑戦しようとしても、悩んでしまって一歩を踏み出せない人のために、できるだけ安く!簡単に!今すぐできる!ブロッコリースプラウトの育て方をまとめました。
初心者におすすめの道具
三種の神器
はじめてブロッコリースプラウトを育てるなら、まずはこの道具をそろえてください。
ダイソーで買える、スプラウト栽培の三種の神器です。
どれもダイソーで販売しているので、500円以内で道具はそろいます。
ネット検索するとスプラウト栽培用の道具も見つかりますが、そもそも栽培を続けられるかどうかも心配だと思いますので、道具はこれだけで十分です。
専門道具は、慣れてきてから考えましょう。
ガラスジャー(瓶)
栽培容器は、容量500mlくらいのガラスジャーが手軽に育てられておすすめです。
ポイントは、できるだけ瓶口が大きく広いジャーを選ぶこと。
ブロッコリースプラウトが育ったら瓶から出さなければいけないので、瓶口はできるだけ広いほうが取り出しやすくて便利です。
ボウル
ブロッコリースプラウトの種を洗って、水を切るためにボウルも買いそろえましょう。
大きいボウルは必要ありません。
写真のようにガラスジャー(瓶)をななめに置いたときに倒れないボウルを用意してください。参考までに、画像のボウルは、ダイソーで一番ちいさいサイズのボウルです。
水切りネット
ガラスジャー(瓶)、ボウル、そして最後は水切りネットです。
ガラスジャー(瓶)にブロッコリースプラウトの種をいれて、水切りネットをかぶして輪ゴムで止める。
水切りネットを使うことで、種を洗ったり、水を切るときも種がこぼれず、ラクにブロッコリースプラウトを栽培することができるようになります。
種から育てる栽培法
STEP1:種を水にひたす
ブロッコリースプラウトの種を、まずは水にひたしましょう。
水にひたすことで発芽が促されて、発芽率が向上します。
涼しい季節であれば一晩、水にひたして翌朝に水をきります。ただ、暑い季節は水が腐りやすいので、夏に育てるときは2~3時間で水を切ることをおすすめします。
※夏、忘れて水を腐らせたことがありますのでご注意を。
水にひたしたら水切りネットをかぶせて、輪ゴムで止めて、日差しの当たらない暗所に置きましょう。
このとき、水切りネットはできるだけピンと張ってください。
STEP2:水を切って、水で洗い、水で切る。
水にひたし終わったら、水を切りましょう。
このとき、水切りネットとガラスジャー(瓶)の隙間にブロッコリースプラウトの種が入り込まないように、やさしく、ゆっくりと水を切ってください。
水を切ったら、水を注いで種を洗いましょう。
水で洗ったら、やさしく、ゆっくり水を切る。
この作業を3回繰り返したら、ガラスジャーを逆さ(瓶口を下)にしてボウルに置きます。厚手のランチョンマットなど、光を通しにくい布があればかぶしてください。
布がなければ、できるだけ暗いところに置きましょう。
ただ、暗いところに置くと、ついつい忘れて放置することがありますので、できればガラスジャーやボウルなどの道具を買うときに、あわせてランチョンマットなどの布を購入することをおすすめします。
日が当たると乾燥したり、腐ったりしやすいので、暗がりに置いてください。
STEP3:毎日2~3回、水で洗って、水を切る。
あとは、先ほどの作業を毎日2~3回繰り返すだけです。
ブロッコリースプラウトの種が乾かないように、朝と晩など、忘れずに水で洗って水を切りましょう。たったこれだけで、毎回見るたびにブロッコリースプラウトが育っていきます。
3~4日すれば、こんなモサモサに!
ここまできたら、あとは暗がりから出して、直射日光の当たらない明るい場所におきましょう。
翌日には、ブロッコリースプラウトが光合成して緑色に輝きます。
きれいですよね~♪
STEP4:種を取り除く
ブロッコリースプラウトが育ったら、種を取り除きます。
できるだけ大きなボウル(または鍋)に水をいれて、ブロッコリースプラウトを瓶から出して入れましょう。
発芽していない種は底に沈み、殻は水面に浮いてきます。
種や殻をできるだけ避けながらブロッコリースプラウトをすくってザルにあげましょう。多少の種や殻が混じっても、食べるときは問題ないのであまり神経質にならないように。
また、ブロッコリースプラウトをすべて取り切ろうとすると時間がかかるので、わが家では「1割くらい残ってもしょうがない」くらいの気持ちでやってます。
STEP5:蓋をして冷蔵保存
あとはガラス瓶(ジャー)のフタをして、冷蔵庫に保存しましょう。
冷蔵庫に保存しておけば、ブロッコリースプラウトの成長も止まって、数日間いろんな料理で楽しむことができます。
また、ブロッコリースプラウト栽培時につかった水切りネットは、そのままシンクの水切りネットとして再利用できるので、ムダにすることはありません。
最後に
ダイソーなど百円ショップで購入できる道具で育てられるブロッコリースプラウト。
- 約500mlのフタ付きガラス瓶(ジャー)
- 小さなボウル(瓶を斜め置きできるもの)
- 水切りネット
- あれば光を通さない生地(ランチョンマットなど)
最初は「ちゃんと育てられるかな…」と心配になりますが、一度でも育てたら簡単にコツを掴めます。
注意点
ただし、ひとつだけ「水切りを忘れて腐らせない」ことに注意しましょう。
水切りを忘れたらすぐに腐るので、水に漬けた種は必ず水切りして、そのあとの毎日2~3回の水切りも忘れずに。
また、夏場はとても腐りやすいので要注意。
実際、水切りを忘れて腐らせたこともありますし、勢いよく水切りしてネットから種が漏れ出たこともあったり。失敗することもありますが、ブロッコリースプラウト栽培はすぐに慣れますよ。
栽培について
ブロッコリースプラウト栽培について、よくある疑問をまとめました。
こちらの記事も参考にしてくださいね。
これにて終了!めでたし、めでたし~♪